スキーに行った。
小さい頃から、というか気づいたときには
冬はスキーに行っていたのではないかと思う。
お父さんが好きだったから、かなぁ。
小さい頃の思い出の中で、
お父さんの長いストックと、自分の短いストックを両手で抱えて、
重いスキーブーツをわずらわしく思いながらお父さんの後ろをついて行く自分の姿が
どこか、好きだなぁ、と思う。
スキー場で、小さい子がお父さんだけをじっと見て必死でハの字で
ひざを硬くして滑っているのを見ると、笑みがこぼれる。
私もあんなだったのかな?
その半面、もう少し大きくなると、板が重いとダダをこねても
「自分で自分の板を持てない子は もうスキーには連れてきません」
と自分で立つことを教えられた…、と思う。
だから、初心者の女の子の板を持ってあげたいとは思っても、
自分の板を、例えば男の子に持ってもらうなんて考えられないし。
スキー場に行くたび、自分がいかに父親との記憶を
スキーに持っているかを知る。
スキーだけじゃなく、もっといろんな面で、
お父さんは私の中で大きいんだなぁ、なんて思ったりしつつ…。
来年はまたお父さんとスキーに行きたいなぁ。
これでもかなり上達してるんだから…☆
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