心の成長 編

26    最近 日記帳が進まない…。 (2003/2/5)
 
言葉っていうのは突然どこからともなく降ってきて、
ちゃんと受け皿を用意してなければ手の上で雪のように消えていく。
だから、
降ってきたときに しっかり留めてあげることが大切で
昔の人は紙とペンを持ち歩いたのかもしれない。
でも、今のうちらには携帯がその役目を果たしてくれる。
 
言葉を浮かぶままにストックして、
後でPCに送ってトリミングしてあげる。
磨いたところで石かもしれないけど、石には石の良さがあり、
私の記憶は石にこそ刻まれている。
 
言葉と遊ぶのは電車で手持ちぶさた(ぶたさ?)のとき、
自転車でひたすら坂を登るとき、
布団の中で今日や明日、過去や未来の自分と人を思ってまどろむとき。
…退屈、っていうと口が悪いけど
生死のかかった緊張した時間から逃れて
自由(?、…やっぱ退屈?)な時間が生まれてから
人の言葉はこんなに発展したんだろうなぁ
 
なんかほんとに徒然だ。
そうして今も地下鉄に揺られ、少し揺れに酔いながら
このまま電車の行き着く果てまで行ってみたいと思ふのだ。
 
 

27    ゆめ (2003/1/16)
どうなりたいのか? どうしたいのか?
一番最初の卒業アルバム…
おかしやさんになっておいしいケーキをうりたいな…
そんな自分もいたんだね
 
羽ばたき、上をみて胸を張る自分
愛を抱き、夢をみて胸うずく私
どうなりたいの?
願うのは一人強く立つことなのか
誰かのために生きることなのか
 
ゆめをみよう
二兎を追い、虹のように瞳をきらめかせ微笑む自分を
気がすむまで追えばいい
一つにしろなんて誰も決めてない
羊を数え、ゆめにいざなわれながら
羊の数だけゆめみればいい
叶えられるもの全部叶えればいい
無限の可能性を持って生まれてきたんだから
生まれたことが可能性の塊だから
 
走ってみよう
兎を追って
 
ゆめにみるのは
懐かしい甘えた日々ではなく
キズをこらえ、我慢した涙を鼻水に変えて
歯ぁくいしばって笑った少女
ゆめにみたいのは
百の兎を追う自分
 
欲張れ
欲しいものはその手の中
目覚める瞬間 ねぼけて手を開いてしまわぬよう
ゆめをそのまま今に呼び込め
生きる奇跡は私たちの中にあるから…
 

28    大切なもの (2003/2/4)
- 友へ -
 
ボクは止められてさえ頑張りたいと思うのに
君が頑張りすぎないかとても心配。
泣いてない?
はれた瞳を隠したいのなら、ボクは何も問いはしないから。
本当にダメなら電話して欲しい。
ボクが君に救われた数だけ、ボクも君を笑わせてあげたい。
その笑顔が見たいから。
 
その強い瞳が好き。
どうして隠すの?
どうして一人でそんなに強いの?
ボクは君の荷物になってないか少し心配。
でも君の笑顔が好きで、こにくたらしい視線が好き。
少しずつ君を知り、少しずつ君の中に踏み込む。
君の強さの中の本音を大切にしたい。
 
笑って、笑って、ふざけて、笑って。
いとおしく許し、癒す性。
ときに強くゆずらない芯。
一緒にいよう、少し頬を膨らましてボクを許して。
気付けば隣に。
枕に沈みながら未来の話をしよう。
 
みんなの笑顔が大好きで、みんなの中にボクがいる。
ボクも君の大切でいられるかな?
「全部好き」ぢゃなくていい、
ボクの上を向いた瞳を好きになってくれるなら
君に微笑み続けていたいんだ。
 
 
 

29    スキー (2003/1/15)
 
スキーに行った。
小さい頃から、というか気づいたときには
冬はスキーに行っていたのではないかと思う。
お父さんが好きだったから、かなぁ。
 
小さい頃の思い出の中で、
お父さんの長いストックと、自分の短いストックを両手で抱えて、
重いスキーブーツをわずらわしく思いながらお父さんの後ろをついて行く自分の姿が
どこか、好きだなぁ、と思う。
スキー場で、小さい子がお父さんだけをじっと見て必死でハの字で
ひざを硬くして滑っているのを見ると、笑みがこぼれる。
私もあんなだったのかな?
 
その半面、もう少し大きくなると、板が重いとダダをこねても
「自分で自分の板を持てない子は もうスキーには連れてきません」
と自分で立つことを教えられた…、と思う。
だから、初心者の女の子の板を持ってあげたいとは思っても、
自分の板を、例えば男の子に持ってもらうなんて考えられないし。
 
スキー場に行くたび、自分がいかに父親との記憶を
スキーに持っているかを知る。
スキーだけじゃなく、もっといろんな面で、
お父さんは私の中で大きいんだなぁ、なんて思ったりしつつ…。
来年はまたお父さんとスキーに行きたいなぁ。
これでもかなり上達してるんだから…☆
 

30    新学期 (2003/1/8)
 
…、ではない。
高校までは1月って新学期のスタートで、
しかも定期テストは1回しかない唯一の学期で、
でもってあっという間に春休みが来るからお得な気分になれる
ちょっと特別な「はじまり」だった気がする。
 
今は違くって新学期ではない
今学期の試験はまだまだこれから山と積まれて待っている。
だから、今日は新年初授業。
久しぶりに仲間が集って、お土産持ち寄って、
ああ、みんな大好きっ☆☆☆
お土産くれるからではなくてね、もちろん。
クリスマスに何があったとか、
毎日交わしていた会話が途切れてからの隙間を埋めるように話す。
笑顔。
秘密の交換会。
女の子のウヒヒなあったかハートを持ち寄って、
今年も楽しい時間が始まる。
 
こんな大好きなみんなと一緒に過ごせるから
チャンスとも家族とも離れたこの都会でも
ホームシックにならずに暮らせるんだろうな♪
みんな、今年も笑顔と元気わけてね!
んでもって「あやの笑顔 好き〜☆」って言ってもらえたら
今年も最高 幸せだぁ!!!
 
 



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