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制作スタッフの取材日記 裏KAMONたいむ

第500話

2016年12月8日

 12月に入り、年末や年始の話題が巷にちらほら聞かれ始めた。東広島市で年始の話題といえば毎年放送している「龍王山初登頂」という催しがある。「龍王山初登頂」は東広島商工会議所青年部が企画し、1月1日に東広島市西条町の龍王山山頂で市民が共に新年を迎えようという趣旨で毎年行われている。12月4日に商工会議所青年部会員が「龍王山初登頂」で使う大絵馬を制作した。元日当日の準備も大がかりだ。商工会議所青年部会員が新年を迎えたばかりの1月1日午前3時から龍王山の山頂に登り、火を起こして餅つきや甘酒、おしるこなどを作る。龍王山は標高が高い山ではないが冬の山は寒い。青年部会員が寒さに耐えながら準備をする中、参加者が夜が明ける2時間位前から徐々に山頂に集まり始める。龍王山初登頂のクライマックスは当然ながら初日のご来光だ。太陽が出る頃には山頂の広場に千人以上の人が集まっている。青年部の会員は集まった大勢の人を見て、寒い中準備した甲斐があったと思うのだそうだ。今年は快晴の空の下美しい初日を見ることができた。来年はどんな初日を見ることができるだろうか。

竹本

第499話

2016年11月30日

今週の取材日記を担当しますのは熊谷です。熱燗が美味しい季節になりましたね。
私が今週取材したのは東広島市西条町の松尾神社で開かれた「酒造祈願祭」です。酒造祈願祭はこれから最盛期を迎える酒造りの無事と良い酒の醸造を祈るものです。酒の街西条ならではの行事ですね。このシーズンに入ると各酒蔵からは、早朝からコメを蒸す蒸気が立ち上ります。赤瓦の屋根や煙突の間を白い湯気が漂う風景は、西条らしい景色といっても過言ではありません。西条駅周辺も開発が進み、高いビルが増えたり、新興住宅が立ち並ぶようになりました。西条らしい風景に囲まれて、西条の美味しい日本酒を飲む。これが一体いつまでできるのだろうと考えながら、こたつで日本酒を飲む今日この頃です。

熊谷

第498話

2016年11月28日

今回は上杉が、東広島市安芸津町で11月12日と13日に開催された「火とグルメの祭典 あきつフェスティバル」をお伝えします。11月23日から29日まで放送中です。
今年の目玉は、何といっても初のイベント「魚釣り体験」でした。大型トラックの荷台に造られた水槽には、タイ、ヒラメ、シマアジ、タコなど30cm以上の大物サイズばかりが泳いでいました。市価で凡そ3500円する魚が500円で釣ることができるんです。イベントは、安芸津町の商工会青年部が、奈良県から業者を呼んで開催していました。バシャバシャと水しぶきをあげながら大物を釣り上げた子どもたちは大喜び!釣った魚は、袋に入れて持ち帰っていました。
一方、グルメはやはり安芸津町特産の牡蠣ですね。地元の漁協が販売していた大きな焼きガキや、これも特産の赤崎のジャガイモで作った揚げたてのコロッケは一味違います。そのほかにも、そば、牛肉串焼き、じゃがいもドーナツ、タコの天ぷらなどなど、このお祭りはグルメがいっぱいなんです。
無料駐車場も広いので、来年は車で是非訪ねてみてください。お昼には、どのグルメブースも行列ができますし、夕方には売り切れているものもありますから、訪ねる時間は午前中がおススメです。ちなみに今年は、両日とも午前9時から祭りがスタートしました。毎年、11月頃の週末土日(2日間)に開催しています。

上杉

第497話

2016年11月16日

 中国中学校駅伝が快晴の秋空の下で今年も行われた。中国中学校駅伝は東広島市に駅伝シーズンの到来を告げる大会としてスポーツの恒例行事となっている。今年は男子の部で東広島市立高屋中学校が3年ぶり6回目の優勝を成し遂げた。東広島市のチームは特に優勝候補には挙げられていなかったが、大会当日に数人の監督に聞くと「走ってみないと分からないのが駅伝だ」と口を揃えて話していた。その話の通り高屋中学校は序盤1区は7位だったが、徐々に順位を上げていった。終盤の5区でもトップの坂中学校と1分位差が開いていた。高屋中学校の豊原監督は「(トップとの)差が開き過ぎているなー」と思ったそうだが、坂中学校と高屋中学校の2人のアンカーの走り方を見て「勢いは高屋にある、もしかして・・・」とも思ったそうだ。監督の予感は当たった。高屋中学校のアンカー1年生の小江選手は徐々に差を詰めてゴールの陸上競技場に入るとスパートをかけ坂中学校を抜きそのままゴール。見事に優勝の栄冠を勝ち取った。小江選手の頑張りは大きなものがあったが、その前を区間の選手がトップとの差がありながらも諦めずにタスキをつないだ成果が実ったのだ。12月の全国中学校駅伝にもこのねばりで優勝を期待したい。

竹本

第496話

2016年11月2日

 今週の取材日記は熊谷です。だいぶ寒くなりましたが皆さんいかがお過ごしですか。冷え症な私は寒くて仕方がありません。こたつとファンヒーターが恋しいばかりです。
 さて今週は東広島芸術文化ホールくららで開かれた「平成28年防犯ボランティア交流会」を取材しました。地域の防犯というと皆さんどういったイメージがありますか。東広島市内では地域の防犯活動を行っている方がなんと、団体数でいうと64団体、人数でいうとおよそ240人もいらっしゃるそうです。子供たちの登下校時の見守りや地域のパトロールなどを行って下さっています。今回の交流会の参加者には大学生の姿も見られました。地域の防犯活動に参加しているとのことです。ボランティア活動発表では、子供たちの安全のためにボランティアの方が積極的に動いてくれていること、学校と連携していること、よりよくするためにいろいろな方々に働きかけていることを学びました。防犯ボランティア以外にも地域のために日夜活動してくださっている方々には頭が下がる思いでいっぱいです。

熊谷

第495話

2016年10月26日

今回は上杉がお伝えします。今年も残すところ2か月となりましたね。1日が経つのが早いです。さて、先日、小学校の児童を対象に行われた盲導犬の授業へ取材に行ってきました。東広島で盲導犬は活躍しているのか?尋ねてみると…いないんだそうです。確かに、私も東広島で出会ったことはありません。でも、広島県には34頭が活躍しているということなので、いつ出会うかわかりませんよね。もし盲導犬に出会ったら、皆さんはどういう対応をとりますか?1つ、まず盲導犬を受け入れてやること。2つ、盲導犬の気を引く行動をとらない。3つ、視覚障害者にはあいさつを進んでする。以上の3つが大切なことなんだそうです。このことを児童は、実際に盲導犬に触れて学びました。この日の体験は、児童の心に深く刻まれたことでしょう。私もとても勉強になりました。それにしても、今の子どもたちはうらやましいなあと思うことが良くあります。プロの芸術鑑賞や職場体験などもそうですね。実際に触れることができる学習って素晴らしいです。

上杉

第494話

2016年10月13日

 東広島市の一大イベント「2016酒まつり」が今年も盛大に行われた。10月8日と9日の2日間で来場者は25万人。普段は閑静な酒蔵通りも祭りの2日間は人であふれた。KAMONケーブルテレビは毎年酒まつりの特番を組んで生中継などをしている。今年の中継では移動中継班を2班編成して各イベント会場を細かく中継した。
酒まつりは公園や市役所の駐車場、JR西条駅前の酒蔵地区など様々な場所でいろんな催しを行っている。機動力のある移動中継班はその威力を発揮して会場から臨場感のある賑わいを伝え、これまでの固定した場所での中継から新たな段階に入ったように思えた。番組ではプレゼントクイズもあり早速番組の反響も届いている。
来年も一層見ごたえのある番組を目指していきたい。

竹本

第493話

2016年10月5日

10月に入りました。だいぶ朝夕と冷えてきてはいますが皆さまいかがお過ごしでしょうか。今回は久しぶりにバイクに乗ったら見事に大雨が降った熊谷がお送りします。天気予報は降水確率20〜40%だったのに…
さて、今回私が取材したのは水をテーマとしたイベント「アクアフェスタin福富」です。会場はよく取材に伺っている東広島市福富町の道の駅湖畔の里福富。まつりでは地域の方をはじめ多くの人とお話しもさせていただきました。その中でも特に印象深かった話を今回はご紹介したいと思います。
すいすい倶楽部さんは「ちいさな水族館」と銘打ち、沼田川に住む魚や水生生物を展示していました。毎回、イベントの1週間前に川に入って魚や水生生物を捕まえてくるそうですが、年々捕まる魚や水生生物が減っているとのこと。福富町といえば上流の方で、水もきれいなイメージがありますがなぜかと尋ねると、護岸工事等で水流が変わったり、すみかや隠れ家がなくなることが原因なんだそうです。福富町で魚たちが減少していること、それが私たちの生活を豊かにするための工事による弊害であること、とても驚きました。アクアフェスタは前述の通り水をテーマにしたイベントですが、水を中心に自然界は絶妙なバランスで成り立っています。私たちは未来の子供たちに豊かな川、ひいては自然を残すためにも今一度物事を深くとらえ考えていかなければならないのかもしれません。

熊谷

第492話

2016年9月21日

今回は上杉が、「道の駅湖畔の里福富」オープン8周年記念イベントの取材へ伺った時の事をお伝えします。どんな取材でも、何か特徴的なことがないか?初めてなことはないか?取材相手にいろいろ話を聞いて聞き出そうとするんですが、今回もありました。8回目の記念イベントで初めて他の道の駅を呼んで特産品ブースを構えたんだそうです。広島県は、今までこの動きが殆どなかったそうです。確かに道の駅は、地元の特産品が並ぶことが特徴ですが、他の道の駅と連携すれば、来客が他地域の特産品を購入できたり、スタッフ間の交流が出てくることも考えられ、とても良いことだなあと思いました。今回、ブースを構えていたのは道の駅の世羅、高野、沼隈の3駅です。
販売されている特産品を見ると、同じ広島県の道の駅でもそれぞれに特徴があって新たな発見もあったりして、是非行ってみたくなる気持ちになりました。
広島県の道の駅間の交流が今後進んでいくとどんな展開が待っているのか、とても楽しみになりました。

上杉

第491話

2016年9月14日

 今年はオリンピックとパラリンピックが行われ色々なスポーツが盛り上がった年になった。自分に合ったスポーツは何か。平素から運動をほとんどしない私にとっては全く考えたことがない。先日子供たちを対象に自分の運動能力に合ったスポーツを見つけようという催しが東広島市で行われた。スポーツ能力測定会というものでオリンピック選手も使う最新機器で子供たちの運動能力を測り、その子供に合ったスポーツを紹介する。測定会では走る、投げる、跳ぶなどの運動を行って自分に合ったスポーツがわかるというものだ。今回は子供たちだけの測定会だったが、測定会の様子を見ていると中高年の人も対象にしてはどうかと感じた。現代社会は60代、70代の人も元気で活発な人が多い。これからスポーツを始めようという人も少なくないはずだ。次に東広島市で測定会が行われる時は、ぜひ中高年の人を対象にしてスポーツの出会いの場としてもらいたい。

竹本

第490話

2016年9月7日

9月に入って東広島市も各地で敬老会が行われています。
今回は、敬老会の取材に行ったときの話題をお伝えします。敬老会といえば、式典の後にアトラクションがよく行われますが、私が取材した敬老会では、一風変わった寸劇が行われました。地域住民から5人、東広島市社会福祉協議会から5人の合わせて10人が出演し、今もなお増え続ける特殊詐欺被害の防止を出席したお年寄りへ劇で訴えました。水戸黄門風の物語でしたが、出演した皆さんは本物の役者さんかと思うくらいの名演技で、会場は大爆笑でした。
そして、そのとき思ったことがあります。会場のお年寄りの実に楽しそうな笑顔です。なかにはゲラゲラと声をあげて笑うお年寄りも。毎年、アトラクションを何にしようかと悩んでおられる地区もあろうかと思いますが、水戸黄門風の寸劇は、お年寄りにとても好評のようでした。演じた方々は、当日まで練習が大変だったと思いますが……お疲れ様でした。

上杉

第489話

2016年8月24日

 お盆も明け、夏休みもあと少し。皆様この夏はよい思い出ができましたでしょうか?今回は熊谷が取材日記をお届けします。
 さて、今回私が取材したのは東広島市立磯松中学校で開かれた「トイレ掃除に学ぶ会」です。これは磯松中学校1年生が対象の行事で、今回で7年目になるそうです。タイトル通りトイレ掃除をするのですが、普通のトイレ掃除とはちょっと違います。ではどう違うか、素手、素足でトイレ掃除を行い、排水溝の中まで徹底的にきれいにします。他人が使うトイレを素手で便器に手を入れる、なかなかできることではありませんよね。児童たちははじめ、とても嫌そうな顔をしていました。でも大人の人たちが指示を出したり話をするうちに、しっかりと掃除をしていて、感想の中には楽しかったという声も聞かれました。
日常生活には欠かせない一方で何気なく使っているトイレ。トイレには神様がいるとかきれいにしておくと運気がよくなるとか、清潔に保つと良い話がいっぱいありますよね。一方で、素手でトイレを掃除しろと言われてうれしい人はあまりいないと思います。今回子供たちはトイレ掃除を通じて、精神面でいろんなことを学んだのではないでしょうか?
 ちなみに熊谷は今回のトイレ掃除の取材、もちろん取材なので掃除はしてません。しかし撮影のためにはトイレに入る必要があります。とても悩んで、悩んだ挙句に腹をくくって素足でトイレに入りました。自分が嫌なことをするのは本当につらく、すぐにでもやめたい気持ちにはなりますが、今思えばそんな嫌な事を耐え抜いた点で多少のことはもう我慢できるなと気持ちが強くなった気がします。

熊谷

第488話

2016年8月18日

 東広島市西条町の酒蔵通りを案内する子どもガイドがデビューした。子どもガイドは地元東広島市への愛着を持ってもらおうと東広島ボランティアガイドの会が募集するもので、これまで凡そ150人が子どもガイドの講座を受講し子どもガイドの認定を受けている。デビューとは実際に酒蔵通りを案内することで、講座で習ったことを初めて人前で披露する。今回デビューした子どもガイドは10人。初めてガイドをした子供たちは緊張からか声が小さい時もあったが、慣れてくると話し方も上手くなりガイドを楽しんでいる様子だった。今回は昨年デビューした子どもガイドも手伝って無事に酒蔵通りを案内することが出来た。先輩子どもガイドは堂々とした態度で案内し、日差しがきつい場所では説明をする前に人を日陰に誘導する配慮も見せていた。最近は酒蔵通りを訪れる外国人観光客も増えているという。外国語で案内する子どもガイドが登場する日も遠くないかもしれない。

竹本

第487話

2016年8月10日

今回は上杉が、8月10日から16日まで放送中の「西条プラザ43年の歴史に幕」についてお伝えします。
東広島市にある西条プラザといえば、地元では有名なスーパーマーケットです。
子どものころ(小学校低学年くらい)父に連れられて行った西条プラザの記憶は、とにかくお客さんが多かったことしか思い出せません。特に生鮮食料品コーナーのレジには、何列もお客さんが長蛇の列をつくっていたことを覚えています。以来、あの時以上の賑わいを他のスーパーマーケットで見たことはありません。当時、西条プラザが東広島の発展をけん引していたといっても過言ではないでしょう。
田舎のスーパーマーケットにカープの選手を呼んだり、プロレス興行を開催したり、当時のアイドル歌手を呼んでコンサートを開いたり、次々と攻めの一手を打っていきました。誰がその仕掛け役だったんだろう?聞くところによると、西条プラザがつくられることになったきっかけは、地元のある有志がアメリカへ渡った際に、アメリカ式の当時のスーパーマーケット経営に衝撃を受けたことだったんだそうです。「これを是非、地元につくりたい」という強い強い信念で、もう一人の地元有志に話を持ち掛けてこの二人の有志が先頭に立って実現したんだそうです。
結果、連日、大盛況で東広島の人々が集う憩いの場所になりました。当時は各地から視察に訪れる人も大勢いたそうです。のちの土曜夜市の開催も、この二人がおおいに関係しているそうです。西条プラザが、ここまで地元住民に受け入れられたのは、まさに、この二人のアイデアと実行力がもたらしたんだと思います。
8月31日の閉館まであと少しとなりましたが、可能な限り足を運んで、賑やかっだった当時に思いをはせながらねぎらいの言葉をかけてあげたいと思います。

上杉

第486話

2016年7月27日

 皆さまこんにちは、連日の猛暑で汗だくの日が続いていますね。今回の取材日記はエアコン故障中につき暑さで寝不足気味の熊谷がお届けします。暑さで目が覚め、汗で目が覚め、蚊の羽音で目が覚め、、、あせもはもちろん、タオルで汗を拭きすぎて肌荒れを起こす始末という、、、熊谷2016年の夏は出だしから大波乱です。
さてこの時期東広島市内各地域では夏祭りが開かれていますが、今回私は高屋高美が丘の「高美が丘夏祭り」を取材しました。高美が丘夏祭りは毎年取材させていただいております。どの地域もそうなのですが、夏祭りは企画・運営はもちろん出店なども地域の人が協力して出店しています。出店も定番のものはもちろんですが、中には珍しいものもあります。ちなみに今回の高美が丘夏祭りで私が珍しいと感じたのはチヂミとカブトムシ。どちらもよく知るものですが、夏祭りの出店となると私が見たのは初めてです。ただ、どの夏祭りの取材をしていても思うのは子供たちが心底楽しそうだということです。ゆかたを着て、友達や家族で夜まで遊んで、食べて…出店も知った人たちなので話が盛り上がっていたようです。今思うと私が子供のころのお祭りの思い出といえば、どんなに有名なお祭りよりもやはり地域のお祭りが先に浮かびます。それは地域のお祭りほどアットホームな雰囲気で、子供心ながらに安心して楽しんでいたからかもしれません。近年近所づきあいの仕方の変化や少子化などの問題も多く提唱されていますが、こうした地域で子供を育てようとする文化はこの先いつまでも続いてほしいと願うばかりです。

熊谷

第485話

2016年7月14日

 祇園まつりは京都をはじめ全国で行われてる夏祭り。東広島市西条町にある御建神社でも祇園まつりが行われ、神輿が街を練り歩く。祇園まつりは家内安全や病気平癒などを目的に行われている。御輿の担ぎ手が発する威勢の良い掛け声からは、これから本格化する夏をがんばって乗り切ろうという意気込みが伝わってくる。御輿の担ぎ手は暑さの中、街を廻るのは大変なのだが参加した人に聞くと「しんどいけれども、休憩所が何か所かあり、いろんな食べ物が用意されていてそれを楽しみに参加した」と話していた。西条の街なので当然お酒も用意されている。この夏は例年に増して暑い夏になることが予想されている。今から考えるだけでもうっとうしいが気合いを入れて乗り切るしかない。みなさん夏バテにはご注意を。

竹本

第484話

2016年7月6日

今回は上杉が、「七夕キャンドルナイト」での裏話をお伝えします。このイベントは、広島大学の学生サークルが3年前から毎年開催しているイベントです。現在は8人の学生が活動しているそうなんですが、話を聞けば、この種のサークルは、広島県内の他の大学には無く、中国地方でもほとんどないそうで、とても珍しいんだそうです。そんなことから、各地のイベント主催者からよく依頼の声がかかるそうで、とても忙しい日々を送っているそうです。活動自体、決して派手ではありませんが、取材に伺ったイベントは、朝9時から準備をはじめ、イベントが始まる夕方6時ごろにようやく準備が整うという長丁場なんです。どんなところにやりがいを感じますか?と尋ねたところ「やっぱりキャンドルを灯して、来られた方が喜んでくれるとき」と話してくれました。この日のイベントは予定どおり進行し、大勢の市民らでにぎわいました。家族や友達など至るところで会話が弾み、キャンドルの灯が大勢の笑顔を映し出していました。

上杉

第483話

2016年6月29日

 皆さまこんにちは、連日の雨で大きくなる洗濯物の山に頭を抱えている熊谷です。梅雨明けが待ち遠しいものですね。
さて今回KAMONたいむのOPでは「大芝島の海」の映像をお届けしました。私は山生まれの山育ちなので、結構海って珍しんですよね。で夏になると、なぜか「海の季節だ!」となるわけです。また生まれや育ちが山といっても渓谷で、さらに上流に住んでいるから滝とかが多くて、海のただただ広く、静かな様子がテレビのワンシーンのようで、不思議に感じるのです。で、海に来てやることといえば生き物探し。生き物も好きなんです。じっとしているといろんな生物が動き始めます。カニやヤドカリ、魚などなど。何時間いても飽きません。また浜辺も好きなんです、いろんなものが漂着するので。今回はレモンが漂着。青い海にレモンの黄色が映えてとてもきれいで、安芸津町の海のさわやかさを感じ取れました。東広島市で唯一海がある町、安芸津町。皆さんもリラックスしたいとき、考え事をしたいとき、無心になりたいときなどは安芸津町の海を眺めてみられてはいかがでしょうか。

熊谷

第482話

2016年6月23日

 大規模災害が発生した時に開設される避難所の運営訓練が八本松地域センターで行われた。災害が発生した時の「避難訓練」は地域や学校、職場などで行われているが、「避難所」の訓練が行われたのは聞いたことがない。考えてみれば災害が発生した時に避難者が多くの時間を費やすのは避難に移動する時間ではなく、避難所で過ごす時間なのだ。八本松小学校区の住民自治協議会では災害時に行政機関が様々な災害対応に忙殺されることから地域住民自らで助け合う意識を高めようと避難所の開設や運営の訓練を行った。最近の災害は規模が大きくなっていることもあり大雨警報が出た時の避難の対応も敏感になってきている。学校では警報が出た時授業を中止し保護者に子供の送迎をメールなどで連絡する。私が小中学生だった頃と比べると様々な面で防災システムが確立されている。避難所の訓練の様子を見て人々の防災への意識の高まりを改めて感じた。

竹本

第481話

2016年6月14日

今回は上杉が、東広島運動公園で行われた「トップス広島」の陸上教室へ取材に行った時の話をしたいと思います。講師には、中国電力陸上競技部で活躍した二人のOBが招かれて約2時間の陸上指導が行われました。
教えてもらうのは、走ることが大好きな59人の小学生です。それにしても、ダッシュだけでもかなりの距離を走ったと思うんですが、いつまでたっても、子どもたちは、みんなしんどそうな表情一つみせず楽しそうに走っているんです。子どもは疲れ知らずですねえ。
でも、もっと驚いたのは、実業団の長距離を走る選手は、1日に30kmは平気で走るということです。
30kmって相当ありますよ!更にレース前には、1日70kmも走り込むそうなんです。とても想像できません。
私も若いころ(35歳くらいまで)は、マラソンや駅伝で走る選手をテレビで見ていると、そわそわして自然と走りたくなったものです。実際に走ってはいませんでしたが、「走りたい」って気持ちと「走られる」という自信があったんでしょうね。そんな経験ないですか?でも、40歳を過ぎると、そう思わなくなったのはなぜでしょうか?
さて、話は戻りますが、東広島は陸上が盛んな地域です。参加した子どもたちは、そんな道を歩んできた選手からたくさんの刺激を受けて新たな夢や目標をもったと思います。教室の最後に選手からサインをもらう子どもたちの表情は、とっても嬉しそうでした。

上杉

第480話

2016年6月8日

 突然ですが皆さま、「アセアン(ASEAN)」といえば東南アジアですが、「東南アジア」にはどんなイメージをお持ちでしょうか?ちなみに私は、民族衣装はベトナムのアオザイが、食べ物はシンガポールのチキンライスが特に好きです。さて今回の取材日記、内容は東広島芸術文化ホールくららで開かれた「広島アセアンフェスティバル」についてお送りします。
 このイベントは東南アジアからの留学生が自国の文化を紹介しようと開かれているのですが、大きな特徴は東南アジアの食を堪能でき、民族衣装を見ることができ、伝統的な踊りをはじめとした文化を堪能できる点ではないでしょうか?気分はまさに海外旅行。私もついつい取材を忘れてイベントを楽しんでしました。
 やはり東南アジアとひとくくりに言えども国によって文化が大きく異なります。ひょっとしたら国の東西南北でも大きく文化が違います。ただ言えるのはどの国の文化もそれぞれ特徴があって素晴らしいものです。今回の取材を通じ、旅行に行きたい意欲も掻き立てられましたが、改めて自国 日本の文化について学び身に着けたいなと感じました。

熊谷

第479話

2016年6月1日

 三重県では「G7伊勢志摩サミット」が開かれたばかりだが、東広島市志和町では「広島県ホタルサミット」というサミットが開かれた。ホタルサミットのテーマは文字通り「ホタル」だ。今回で3回目のホタルサミットで1回目は10年前に同じ志和堀で行われた。2回目は翌年に湯来町で開かれたが、それ以降は開催されないままになっていた。今回は久しぶりの開催となった。会場には広島市、福山市、三次市など広島県内各地からホタルの保護活動に取り組んでいる団体の関係者が出席し、約80人が集まった。ホタルは自然環境の良し悪しのバロメーターと考えられていることもあり、ホタルが生息できる環境を守り延いては美しい自然を保っていこうと広島県内では保護活動が盛んに行われている。一方で課題もある。ホタルの保護に取り組んでいる団体は地域の高齢者が中心に活動している所が少なくない。各団体では活動の後継者の育成が問題として挙がっている。ホタルサミットでは各地の「ホタル祭り」の紹介もあった。6月上旬には東広島市志和町や三次市、福山市などで「ホタルの祭り」が行われる。各地のホタル祭りに行ってホタルについての見聞を広めてみるのもよい機会かもしれない。

竹本

第478話

2016年5月25日

今回は上杉が、東広島市の中心部で花いっぱい運動の活動を続ける団体の取材から見えてきたことをご紹介します。 この団体の会長さんは、町の賑やかな中心部であるがゆえに抱える悩みを打ち明けて下さいました。 一見、人口の減少が続く地区から見ると、人口も伸び続け賑やかでうらやましいと思うんですが、話を聞けば特有の悩みを抱えておられました。 町の中心部はここ20年くらいで一気に10階建以上の大型マンションがたくさん建ちました。 以前は西条の中心部も田園地帯が広がっていましたから、久しぶりに西条を訪れた人は、あまりの町の変わりようにびっくりしてしまいます。 しかし、マンションの建築ラッシュの時期を同じくして隣近所の付き合いは、少なくなっていったそうです。 驚いたことに、現在、地元の西条小学校へ通う全児童の約8割はマンションから通ってきているそうです。 マンション内での付き合いはあるそうなんですが、外とのつながりは殆どないそうです。 とはいっても1戸建てでも最近は隣近所の付き合いは少なくなってしまいました。 「昔のように隣近所が気軽に話せる街を取り戻せないだろうか」今回取材した西条市街地地区社会福祉協議会は、何度も協議を重ね、 メンバーから一つのアイデアがでました。「長年続けてきた花いっぱい運動をきっかけにして、 児童が自分達の暮らす街の歴史を知ってもらう機会ができないだろうか?」このアイデアを早速小学校へもちかけたところ、 協力してもらえることになり事業が前進することになりました。
新たな事業が住民にどんな変化をもたらしていくのか?
繋がりを深めるきっかけになっていくだろうか?
事業は、走り始めたばかりです。
活動が実を結ぶことを願って、今後も取材をとおして色々な角度から活動を伝えていきたいと思います。

上杉

第477話

2016年5月18日

 熊谷です、皆様お元気でしょうか!最近は雨の日が増え、夏日が増え、梅雨の訪れが近づいているのを感じております。
 さて、今週私は東広島市平岩地域センターで小学生を対象に開かれた「かつお節を削ってみよう」を取材しました。大半の小学生が「初めてかつお節を削った」などと口にしていましたが、そんな私も初めてだらけ。そんな初めて聞くことばかりの取材、今回は印象に残ったことをトップ3でお伝えしたいと思います。
第3位…かつお節の値段!かつお節は一本5千円。削るカンナは一つ1万円。日頃削り節のパックを買っている私にとっては驚きの値段でした。でもかつお節を作るのにはかなりの手間と時間がかかっている訳ですから当然ですよね。
第2位…かつお節は削ると赤い!市販の削り節を見ると中まで茶色と思うのですが、実はかつお節の中はちゃんと赤身の色が残っています。刺身みたいという子もいました。かつおのたたきが食べたくなりますね。
第1位…子どもたちの食いつきのよさ!削ったかつお節、手の空いている子達がパクパク食べるんですよ。持って帰る分残るのかって程に。香りも高いし、自分たちで苦労して削った分さらに美味しく感じるんですよね。持って帰ったかつお節はお母さんにお味噌汁にしてもらうとのこと。
 近年、企業の努力により、なかなかダシをとらなくてもさっと料理が作れるようになりましたが、時には丁寧にだしをとって、一手間かけた料理を作ってみるのも良いかも知れませんね。

熊谷

第476話

2016年5月12日

 広島県障害者陸上競技大会がアクアパーク陸上競技場であった。大会は今回で10回目、出場者は過去最高の約550人が参加した。4年後に開かれる東京オリンピック、パラリンピックが注目されている中で障害者スポーツへの関心も高くなっている。陸上の競技人口も徐々に増えているようだ。地元東広島市から出場した濱田浩之さんは砲丸投げの選手で全国記録を持っている。競技を始めて約10年位だそうだが、全国大会では目下敵なし。毎回優勝している。今年は練習不足で思ったより遠くに投げることが出来なかったということだが、それでも4kgの砲丸を11m以上も投げていた。参加者は皆体が元気でいる限り競技を頑張りたいと話していて、人生の生きがいとなっている。トラック競技には10代から20代の若い選手も出場し、広島県障害者スポーツ協会では選手の強化を図りたいと考えている。東京パラリンピックに出場できる選手が誕生するか期待が膨らむ。

竹本

第475話

2016年5月5日

新緑がきれいな季節を迎えましたね。今回は、里山体験のイベントへ取材に行った時の話を一つご紹介させていただきます。取材の時に主催者の方と話をしていた時、こんなことを言われました。「最近はねえ、時々子どもたちにびっくりさせられることがあるんよ。この前は子どもたちにマッチを渡して火をつけてみてって頼んだら、何と誰一人として火の付け方が分らなかったんよ」 なるほど、確かに最近はマッチをこすって火をつけることはないかもしれませんね。だから、わからないのも無理ないか。自分が子供の頃は普通に生活の一部としてあったものが、時代の流れと共にだんだんとなくなってきているものがあるんだなあ、と実感した話でした。ともあれ、この日の里山体験は、子どもたちにとって、山菜狩りをしたり、採った山菜を天ぷらにして食べてみたりしたので、とても貴重な体験だったに違いありません。 造賀地区は、地域の子どもたちへ自然の恵みを上手に利用して、知識や知恵を伝承する活動を積極的に行っています。

上杉

第474話

2016年4月27日

 まもなく5月、こいのぼりの季節ですね。皆様はもうこいのぼりをご覧になられましたか?私熊谷は、こいのぼりを見るのも、本物の鯉を見るのも、そして食べるのも大好きです。  さて、今週の取材は魚に関するもの「メバルの稚魚の放流」です。東広島市安芸津町三津保育所の子どもたちがお手伝いをしました。初めはメバルを知らない子どもたちも多かったですが、美味しいこと、名前の由来は目が大きいこと、背びれには毒があること、たくさんのことを学んだようです。メバルの稚魚を前にすると子どもたちの口からは「かわいい」の声が。放流した最後には子どもたちは皆で「大きくなって帰ってきてね」と声を掛けていました。もちろんメバルにも大きくなって帰ってきて欲しいですが、三津小学校の園児たちにも立派に成長してもらい東広島市で活躍してもらいたいものですね。

熊谷

第473話

2016年4月21日

 「ひょっとこ踊り」という踊りをご存じでしょうか。ひょっとこ踊りはその名の通り人が「ひょっとこ」に扮し独特のお囃子に合わせて踊るもので、全国的に広く踊られている。宮崎県の伝説から生まれた踊りで、ひょう助(ひょっとこ)とオカメ、キツネが登場し、手足や腰をこっけいに動かして踊る。広島県内にも東広島市や広島市などにひょっとこ踊りの団体がある。中国地方には20を超える団体があり2年に1度交流会が行われている。ひょっとこ踊りは年齢制限はなく、4月17日に東広島市福富町で行われた交流会には2歳から80歳以上の人が参加した。踊り方は単純な動きの繰り返しなのですぐに覚えられるので幅広い年齢層で踊られているということだ。参加者はお面を付けるので誰が踊っているのか分からない所がいい。踊っている時はみんなユニークな踊り方をしているので恥ずかしさは感じない事が「ひょっとこ踊り」の魅力だと話していた。踊りを見ていて 運動不足解消に我を忘れて一心不乱に踊るのも悪くないと思った。

竹本

第472話

2016年4月13日

私は神社の祭りといえば秋に行われると思ってたんですが、今回は上杉が東広島市福富町の神社で行われた「春花祭」の取材中の一コマをお伝えします。春の祭りは最近になって行われるようになったのかと思いきや、宮司さんに聞けば、何と50年以上前には既に行われていたそうなんです。花の恵みに感謝して、その年の農産業が花のように栄えるようにお願いするお祭りだそうで、神事の他に和楽器の奉納行事が行われます。
今回の奉納行事は、太鼓演奏のほかに雅楽や舞楽が奉納されました。ほかにも今年は初めて広島大学のボランティア学生団体が参加して祭りを盛り上げていました。
さて、本題はここからです。淡々と取材をしていたところ、どこかで見たことがあるような、ないような60歳代くらいの男性が私に声をかけてきました。
男性「あんたあテレビにでとる人じゃろ?」
上杉「はい、ちょっとだけですが…」
男性「ちょっとお願いがあるんじゃけど…」
上杉「何でしょうか?」
男性「実は地元のシャクナゲ自生地はもう少しで花が開花するから撮影にきてもらえんかねえ」
上杉「それはもちろん伺います。私も2年くらい前に伺ったことがあるんですよ」
男性「そうかあ」

とりあえず挨拶をしておこうと名刺を出そうとしましたが、たまたま車内へ置き忘れたことに気づきました。しかし、私の様子を見ていた男性は…

男性「名刺はなくても、名前はわかっとるよ テレビに出てる時に字幕で名前が出とるじゃろ」

確かに!名前も顔も分かってらっしゃったのです。
怖い、こちらが分からなくても相手はわかってらっしゃる。時々、取材先でもじ〜っと見てくる人がいます。特におばさん。悪いことはできません。

上杉

第471話

2016年4月6日

 もうお花見したって方も、花粉症がつらい方も、お元気でしょうか。今週の取材日記の担当は熊谷です。
 今週は東広島市鏡山の鏡山公園に桜を撮影して来ました。満開の桜は美しいですね。桜をアップで撮ると、一重だったり、八重だったり。色も白いものもあれば濃いピンクもありと、いつまで眺めていてもあきません。
 最近はKAMONケーブルテレビの駐車場でひっそりと咲くスミレも見つけました。土手を見ても菜の花やタンポポがたくさん咲いていて、春を実感しています。
 皆さんも綺麗なお花・季節の風景を発見したら、是非KAMONケーブルテレビまでご連絡くださいね。

熊谷

第470話

2016年3月30日

早いもので今年度もあと少しです。
今回は東広島市の川上地域センターの活動発表会を取材しました。
今年度、頑張ってきた活動を一生懸命発表する場で、みなさん気合いが入っていました!
会社を退職した60代から80代までの会員が多く、みな若々しくステージで発表していて
最後まで見入ってしまいました。
みなさんが何の教室に入られているかを聞いてみると、運動系の教室と文化系の教室を両立して所属している人が多く、友達同士でニコニコしながら参加していました。
教室は40あり、なんと600人もの会員が所属しているんです。数の多さに驚きました。
インタビューをしていると「あなたも入る?」と言われ、とてもうれしかったです。
入ってみたい教室がたくさんあり、悩みます。
大正琴とか弾いてみたいです。難しそう・・・

第469話

2016年3月25日

 いよいよプロ野球の公式戦が始まる。選抜高校野球も真っ最中、まさに球春の到来だ。東広島市の社会人野球チームの伯和ビクトリーズの激励会が開かれ、ファンが監督や選手らチームの関係者を激励した。昨年は結成10年目で社会人野球日本選手権の本大会でベスト4という好成績を残した。今シーズンからホーム用、ビジター用ともにユニフォームが一新し新たな気持ちで公式戦に挑む。今年の目標はスバリ都市対抗野球本大会の優勝。社会人野球の有力チームは全国区の大企業のチームがほとんどで地方都市からは全国大会に出場する事すら難しい。都市対抗野球の予選が5月から始まり、これから公式戦が始まり全国制覇に向けての厳しい戦いが続く。地元のスポーツ選手が活躍する話題は地域を元気にする。伯和ビクトリーズへの期待を込めて「がんばれ!伯和ビクトリーズ」。

竹本

第468話

2016年3月9日

東広島で外国人がどれくらい暮らしていると思われますか?何と!現在、約5,300人の外国人が暮らしています。
東広島市の全人口が約185,000人ですから、外国人の割合が約2.8%ということになります。
確か10年くらい前の外国人の東広島在住者は3,000人台だったと記憶していますので、ここ10年でもかなり増加したことがわかります。そのようなことを把握したうえで、先日、広島大学の定例記者会見の取材へ行ってきたんですが、その時に発表された広島大学の留学生の数に驚きました。広島大学では年間約1,800人の外国人が留学で訪れているそうなんです。ということは、東広島市在住の外国人数が約5,300人ですから、そのうち約34%は広島大学の留学生ということになります。その他の外国人は、企業の労働者などと考えられます。
広島大学で学んでいる留学生は実に多いんですね。
ちなみに広大の留学生1,800人の出身国で最も多いのは中国、次いでインドネシアなんだそうです。
国際色豊かな東広島市を数字で実感した出来事でした。

上杉

第467話

2016年2月17日

 裏KAMONたいむをご覧の皆様、いかがお過ごしでしょうか?今回は最近のぽかぽか陽気に春の訪れを感じてウキウキしている熊谷がお送りします。
 さて、2月11日東広島市田口にある東広島運動公園付近ではロードレース大会が開かれました。今回で41回目となるロードレース大会、毎年多くの小学生が出場していて、特に東広島市の人達にとって思い入れの強いイベントの一つなのではないでしょうか?自己ベストに向けて走る子、チャレンジ精神を持って走る子、順位を上げようと走る子、それぞれが目標を持って走っている事が伝わってきます。私にとって長距離走は、走る時間が長いし、苦しいし、でも歩いて自分に負けたくないって葛藤があるしで、肉体的にも精神的にも苦しいスポーツであるという印象を持っています。しかし出場している子どもたちの顔を見ると、この大会は小学生たちにとって、走って結果を出す事以上の大きな価値があるように感じます。
 昨年は色々と問題があって中止となってしまったこの大会、今回は運営体制が大きく変わっての開催となりました。大人の事情に子どもたちの夢や希望を巻き込まないためにも、これからのロードレース大会の開催や発展を願うばかりです。

熊谷

第466話

2016年2月10日

東広島市立吉川小学校の「ふるさとありがとう集会」を取材しました。
昨年も取材させていただいたのですが、1年ぶりの児童のみなさんは背が伸びて、少し大人になったなと感じました。
劇では、長いセリフを大きな声で元気よく発表していて、私も元気を頂きました。
吉川地区には自然や歴史がたくさんあることもわかりました。
地域住民と子供たちの交流が盛んで、地域の人は子供たちに自然や歴史など吉川の魅力をきちんと伝えています。
子供も大人も、みな仲が良く、吉川が大好きであることが伝わってきました。

第465話

2016年2月1日

 田園風景が広がる東広島市で1月に地域の行事として「とんど」が行われている。「とんど」は竹やぶから竹を切りだして田んぼに組み、火を付けて燃やして一年間の無病息災を祈願する伝統行事だ。切り出す竹の本数や竹の組み方にも地域によって違いがあり、中でも規模が大きい所の地元の人は「ここのとんどはなぁ・・・」などと自慢げに話す。しかし最近は「とんど」を行う地域が少なくなってきている。新しく住宅地が出来るなどで竹に火を付けて燃やすことが難しくなったからだ。灰が飛散してくるのを嫌がる人もいるようだ。その一方で代々地域に暮らしている住民と新しく住み始めた住民との交流や親睦のために続けている所もある。西条町の御薗宇小学校では「とんど」に外国人を招待して子供たちや地域住民との国際交流の場として行っている。「とんど」は初めは激しく燃えるが下火になると人が輪になって集まり暖をとる。餅も焼いて食べたりもする。そして会話の輪が出来て人々の心まで暖かくしてくれるようだ。

竹本

第464話

2016年1月20日

今回は、JR西日本の「ちょっと出かけてみませんか?」についてです。毎回、JR西日本のお得で最新の情報をご紹介していますが、なかでも好評なのが「駅長おすすめの日帰りお出かけ情報」です。実は、この日帰りお出かけプランは、全てJRの駅員さんが実際に行ったうえでお客様におすすめされているんだそうです。ですから駅員さんも自信をもってお客様に勧められています。
お出かけ情報の収録で西条駅に伺った際も駅員さんに尋ねると皆さん口々に「良かったよ」って答えが返ってきます。
どのプランも、電車代と食事代を含めた料金で設定されていますが、どう考えてもかなりお得です。しかも食事はとっても充実しているそうなんです。リピータの方も多くてどのプランも人気なんだそうですよ。時には電車でのんびり、ちょっとそこまで日帰り旅行はいかがでしょうか。

上杉

第463話

2016年1月13日

 今週の取材日記は熊谷が担当です。皆様、今年一年もよろしくお願い致します。
 今週は1月11日の成人の日に催された「平成27年度東広島市成人を祝う会」を取材させていただきました。新成人の皆さん、おめでとうございます。会場に着くと新成人たちの若さあふれる活気がある一方で初々しい雰囲気もあり、また女性の色とりどりの振袖も美しく、楽しく取材させていただきました。そんな成人式で特に印象に残ったこと、それは藏田市長の挨拶の中にあった「成人するとはどういったことか今一度自分で考えて欲しい」という言葉です。新成人には成人することで飲酒や喫煙が法律的に可能となるなど自由が増える一方で、選挙や社会的責任など多くの義務もその肩にのしかかります。しかしこの言葉、ふと振り返るとすでに成人した私たちにも当てはまるのではないかと感じました。これからの日本および東広島市をよりよくするため、改めて私たちも「成人するとは一体何なのか」を考え、先に成人を迎えた者として新成人を引っ張っていきたいものですね。
 最後に余談ではありますが、KAMONたいむで新年にお送りする「年男年女による新年の抱負」のコーナー。昨年出演していただいた羊年の方の1人が私の知人なんですけれども、無事目標を達成したとのことです。皆様もそれぞれ新年の目標を立てられていることと思いますが、達成できるようにがんばりましょう!

熊谷

第462話

2016年1月7日

あけましておめでとうございます。
今回は、特別企画としてお正月料理をご紹介しました。
そして、東広島市西条中央のカンボジア・ベトナム料理店「アプサラス」の店長さんにカンボジアのお正月料理を取材しました。
長寿を願う縁起物として、ミーチャー(焼きそば)を紹介したのですが、日本の焼きそばと味が全く違います。
日本はソースをたくさんからめたような焼きそばですが、カンボジアでは塩とオイスターソースを少々・・・
簡単に言えば塩焼きそばに近い感じでしょうか。
カンボジアの焼きそばは日本の焼きそばより強火で調理します。
強火にすることで少量の塩でも野菜にしっかり味がしみこみ、野菜の旨みが楽しめます。
番組では日本の業務用コンロを使っていて火力が強そうに見えましたが、
現地(カンボジア)ではもっと強火で調理します。
小松菜としいたけ、エビを入れるところも珍しいですね。
具材が違うと食感と味が全く違いました。
ミーチャーは特別にお正月だけって言うのではなく普段からよく食べられていて、屋台などで販売されているそうです。 カンボジアに行く機会があれば、寄ってみたいものです。